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2日目はどこからが2日目なのか分からないけど
朝からそわそわ。
7時過ぎてやっと、常識の時間になったから起きないかな?ってちょっかいを出したり。
なし崩し的に情事に持ち込んで、1回。
そうこうしてるうちに朝ごはんの時間に。心の底から、寝室と和室が離れてて良かったと思った瞬間。ボサボサ頭の彼がとても可愛らしかった。
朝ごはんもとっても美味しくて、お魚ってこんなに美味しかったっけ。すごく感動したの。
食べ終わったら もう一回温泉に入って。
お部屋にもどったら、ベッドの位置は元どおりだし 整理整頓も行き届いていて、A型の真髄を目の当たりにw
どこいこうねー
かまぼこもいいねー
熱海城?
お天気はとても良くて、キラキラ光る海の見える大きな出窓の前で、あなたと向かい合って椅子に座ってあぁでもない こうでもない。すっごく幸せな時間だった。
チェックアウトをしたら、昨日きた道を戻る。
上り坂なのも手伝って足取りが重過ぎて。
帰りたくないなーって朝から思ってたんだけど。
駅に着いたら、バスで熱海梅園へ。
ほぼ終わりかけ、遅咲きは6分咲きと ぶーぶー文句垂れてたけど 私はね、あなたと一緒ならもう何でも良いんだよ。「さて、今日はどこに泊まろうか?」って冗談でも嬉しかった。
日帰りで満足できなくなって、1泊旅行へ。
1泊旅行に出掛けたら、今度は2泊したいねーだなんて、本当に人間ってどこまでも欲深くなれるもんですね。
ちょっと面白くなかったのは、熱海駅の機関車の像の前ベンチで話してた、勤続30周年の式典の話。何も今日、奥様同伴で出席するなんて話しなくても良くない?はーいはい。って感じ。
帰りの踊り子号はガラガラで
気ままにビールを飲んで、揚げ物を食べて
酔っ払って気が大きくなったあなたと 好きにキスをしてた。
窓の外は海山の風景から、見慣れたビル街にどんどん変化していって それと同時に夢見たいな2日間が終わろうとしてるんだなぁって悲しくもなってきて。
次は秋かな?
私の誕生日?だなんて、そんな先の約束が出来ることが嬉し過ぎた。
奇跡的に何の邪魔も入らなかった2日間。
来年もきっとまたお誕生日旅行に2人で行けたら、素敵だなぁ。